修善寺梅林

修善寺梅林は、修善寺温泉の北側、修善寺虹の郷近くの自然公園に広がる梅園です。約3haの園内に樹齢100年を超える老木から若木まで、20種類約1,000本の紅白梅が植えられており、春になると鮮やかな花を咲かせます。

伊豆半島では珍しく園内から富士山を眺められるスポットで、梅の花と雄大な山の景色を一緒に楽しめます。園内には岡本綺堂の「修禅寺物語碑」をはじめ、高浜虚子、尾崎紅葉、中村吉右衛門らの句碑6基が点在し、散策路を歩きながら文学作品に触れ、心落ち着く時間を過ごせます。ゆるやかな遊歩道が整備されているため、小さなお子さん連れでも歩きやすく、自然の中でゆったりとした親子時間を満喫できます。

梅の見頃には梅まつりが開催され、周辺の自然公園エリアを活かしたイベントが家族の春のお出かけにぴったりです。無料で入園できる点も魅力で、持参のお弁当を広げてピクニック気分を味わったり、ペット同伴で訪れたりも可能です。修善寺エリアの他の自然スポットと組み合わせれば、一日中楽しめるでしょう。