静岡市に位置する登呂遺跡。この地では、弥生時代の登呂ムラが存在する遥か以前から、人々の営みがありました。 本展覧会では、登呂ムラが栄えた弥生時代を中心に、その前後の縄文時代や古墳時代に焦点を当てます。静岡市内で発見された貴重な出土品を通じて、考古学や発掘調査が明らかにする静岡市の豊かな歴史を辿ります。 登呂ムラの時代とは異なる、それ以前や以後の人々の暮らしぶりや当時の風景はどのようなものだったのでしょうか。登呂遺跡との比較を通じて、時空を超えた旅をお楽しみください。

【関連イベント】 ■展示解説 日時: 2025年5月4日(日)、6月15日(日) 各日10:30～、14:00～

■関連講座「文化財がいっぱい！静岡市学芸員のイチオシトーク」 静岡市の文化財を支える現役学芸員が、イチオシの文化財や静岡市の歴史について語ります。 場所: 登呂博物館１階交流ホール 料金: 無料 定員: 40人程度 (当日受付) 対象: どなたでも 日程: ・5月24日(土) 13:00～14:30 黒澤 諒「しずおかのアクセサリー（弥生時代篇）」 熊谷 すずみ「ミカンも文化財⁈-意外と知らない家康手植の蜜柑-」 渡邉 智大「守れ！博物館のお宝 -迫りくる７つの敵-」 ・5月31日(土) 13:00～14:00 毛利 舞香「振り返ると前方後円墳 ～静岡清水平野の古墳と歴史～」 五十嵐 遥「三保松原ってどんなところ？-芸術作品からみる三保松原-」 ・6月7日(土) 13:00～14:00 松原 草太「のぞいてみよう 発掘された井戸-水を求める静岡人-」 森山 郁真「平安時代から鎌倉時代の久能寺について ～このお寺は、平家とつながってるの？源氏とつながってるの？～」