施設紹介 About
俳句碑と峠道散策で親子の感性を育む文学スポット
夕月の碑は、静岡県駿東郡小山町須走籠坂峠の篭坂路七ッ屋根の中腹、俗称膳棚の一角に建立された文学碑です。ここには「篭坂の月代遅れて谷の虫」という俳句が刻まれており、浜松市出身の俳人・原田浜人が詠み、書は武者小路実篤によるものです。
原田浜人は明治期生まれの俳人で、教師として各地で教鞭をとりながら俳句活動を続け、「みづうみ」を創刊するなど地方俳壇を支えました。碑のある籠坂峠周辺は自然が豊かで、親子で句の情景を想像しながら短い散策を楽しめます。周辺は標高が高く気温差があるため、季節に合わせた防寒具や飲み物を用意すると安心です。
月の光が谷に届く情景や虫の音に思いを重ねることで、自然の中で言葉のイメージを共有し、子どもの感性や想像力を育む体験ができます。歩きやすい靴と服装で訪れ、静かな山道の雰囲気を味わいましょう。
おすすめポイント
1
俳句の情景を想像散策
2
原田浜人の文学碑見学
3
自然豊かな短めハイク
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