雄飛滝

雄飛滝は伊豆市堀切にある二段の滝で、上段約20m・下段約10mの落差が特徴です。火山の根と呼ばれる柱状節理の間を水が流れ落ちる様子が印象的で、地質の成り立ちを感じられるスポットとして紹介されています。火山の根は火山直下のマグマの通り道が冷えて固まったもので、柱状節理はその際に体積が縮むことでできた規則正しい亀裂の集まりと説明されています。滝の下には不動明王が祀られており、静かな雰囲気の中で自然と向き合える場所です。伊豆半島ジオパークのジオサイトの一つとしても案内されています。秋は11月中旬〜下旬にかけて紅葉が美しく、周囲の景色が鮮やかに色づきます。所在地は〒410-2418 静岡県伊豆市堀切760で、問い合わせは伊豆市観光協会修善寺支部（0558-72-2501）です。見学の所要時間は約10分と案内されており、駐車場はないため来訪時は周辺の交通状況に注意してください。