山の手さくら

山の手さくらは、静岡県焼津市の朝比奈川左岸沿いに広がる河津桜の並木道です。全長約2kmに約200本の濃いピンク色の早咲き桜が植えられ、地元有志団体「焼津市山の手未来の会」が植栽・管理を続けています。焼津市で一番早く咲く桜として知られ、2月中旬頃から3月上旬頃に見頃を迎えます。

バクダン淵付近では越前水仙も咲き、花の共演が美しい景観を生み出します。小さなお子さん連れの家族でもベビーカーでゆったり散策でき、無料で手軽に早春の風情を楽しめます。季節の変わり目を親子で感じながら、川沿いの道を歩くのは格別の体験です。

毎年2月下旬に開催される山の手さくらまつりでは、地場産品の販売や甘酒の振る舞いがあり、家族でお花見ムードを盛り上げます。見頃時期には臨時駐車場や仮設トイレが設置され、訪れやすい工夫がされています。食事の持ち込みも可能なので、桜の下でピクニックを提案するのもおすすめです。自然の中でゆったり過ごす一日を過ごせます。