フェルケール博物館

フェルケール博物館は“船と港の博物館”として、清水港に関係する船の模型、航海に必要な船舶関連品、港湾労働者が使用していた荷役道具などで港の歴史や役割を紹介しています。

1階の常設展示室では「清水港の歴史」「港湾の仕事」「和船」に分けて展示され、明治時代以降の輸出用茶箱や蘭字ラベル、和船の模型、港湾荷役道具などが並びます。博物館奥の缶詰記念館では、実際に使用されていた昭和時代の缶や缶詰ラベル、初期のツナ缶詰製造道具を通じて、静岡・清水の缶詰産業の歴史を詳しく学べます。港をイメージした博物館の装飾も雰囲気を盛り上げ、小さなお子さんが模型を間近で見て想像力を働かせながら楽しめます。

2階では港湾・船舶関係に限らず、歴史、美術、民俗、産業など様々なジャンルの企画展・特別展が年間を通して開催され、新鮮な発見が待っています。ベビーカー貸出やベビーベッド付トイレ、車椅子対応などの設備が整い、家族連れでも安心です。清水区の港町エリアを散策するなら、近くのエスパルスドリームプラザで観覧車や清水すし横丁を楽しんだり、テルファークレーンや清水次郎長の船宿「末廣」を巡るコースがおすすめ。港の過去と現在を親子で体感できるでしょう。