施設紹介 About
300年前の茅葺き古民家で歴史を体感 山間の静かな探訪地
友田家は静岡県周智郡森町の山間に位置する約300年前の古民家で、国指定重要文化財に指定された由緒ある建造物です。平家の落人として移り住んだ旧家で、代々庄屋を務めた家柄が、当時の農村社会を物語っています。
片喰違い型と呼ばれる遠江地方独特の間取りが特徴で、土間やひろま、なんどからなる前広間三間取りが復元され、江戸中期の生活様式を間近で感じられます。狼よけ格子などの珍しい造作も見どころで、寄棟造の茅葺き屋根が昭和58年の修理で当初の姿に戻されています。周智郡の吉川沿いの自然景観に囲まれ、ゆったりとした散策が楽しめます。小さなお子さん連れでは、親子で古い建物の構造を観察しながら歴史のお話を想像して回るのがおすすめです。静かな環境で五感を使って当時の暮らしを体感でき、普段の遊びとは違う学びの機会となります。
建物規模は桁行八間半、梁間五間で、移築の痕跡も残る貴重な建築遺産です。周辺の山間部を歩きながら、四季折々の風景を味わい、家族の思い出作りにぴったりです。
おすすめポイント
1
片喰違い型の珍しい間取り
2
狼よけ格子の独特な造り
3
吉川沿いの自然景観散策
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