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丹那トンネル工事の犠牲者を祀る歴史的な慰霊神社
自然豊か
無料入場
丹那神社は、丹那トンネル工事で犠牲となった67柱の英霊を祀る神社です。1921年の東口大崩壊事故をはじめ、湧水事故や地震による崩壊など難工事の歴史を物語る慰霊碑や供養碑が境内を彩り、工事の守り神として建立されました。
境内には坑夫の伝統を伝える山神社があり、大山祗命を祀った小さな石祠で坑内出入りの際に参拝されたそうです。また、殉職者慰霊碑は1934年のトンネル開通時に鉄道省が建立したもので、死者67名、重傷者610名の犠牲を刻んでいます。隣接する木の葉型の供養碑は大崩壊犠牲者の3回忌に建てられ、後に移転されました。
特に注目は救命石で、大崩壊直前に大石が引っ掛かったため17名が奥に取り残され奇跡的に救出されたエピソードが語り継がれています。さらに熱海水力発電所跡やアルカリ性飲泉の梅園の湯もあり、歴史と自然を感じる散策が楽しめます。親子で命の尊さを学ぶ教育的な訪問に適し、坂道があるため抱っこ紐や注意を。毎年4月第一日曜の例大祭で奉賛会の行事が行われます。
おすすめポイント
1
67柱英霊の慰霊碑
2
命を救った救命石
3
坑夫伝統の山神社
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