下田城跡 / 鵜島城跡

下田城跡（鵜島城跡）は、静岡県下田市の下田公園内に位置する戦国時代の平山城跡です。後北条氏の水軍拠点として1588年に築かれ、1590年の小田原攻めではわずか600名の兵で豊臣軍の1万4千名を相手に50日間籠城した天然の要害として知られています。現在は公園として整備され、本曲輪跡に石碑が立ち、障子掘や空堀、土塁などの遺構が残る歴史散策スポットです。高台の天守台跡からは下田の街並みと下田湾の絶景が広がり、子供連れで訪れるとまるで冒険のようなワクワク感を味わえます。

10歳未満のお子様には、坂道を登りながらお城の跡を探す探検遊びがおすすめ。地面の規則的な凹凸を感じて後北条氏の防御技術を体感したり、石碑の前で歴史のお話をしたりと、遊びながら学べる機会です。梅雨時のあじさいが公園の斜面を彩り、6月頃は特に美しい景色が楽しめます。入場無料で駐車場も無料、伊豆急下田駅から徒歩15〜20分とアクセスも良好。周辺には下田海中水族館や下田港があり、1日で海と歴史の両方を満喫するコースにぴったりです。坂道があるのでベビーカー利用時は注意し、小さなお子様は抱っこ紐が便利。自然豊かな環境で、家族の思い出作りに最適なスポットです。