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古墳の石室を探検!小さなお子さんの歴史学習にぴったり
横岡宮の段古墳は、全長5.5mほどの円墳で、古墳時代後期(6世紀後半~7世紀初頭)の横穴式割石積石室が特徴的な市指定史跡です。石室は羨道と玄室に分かれ、小突起状の羨門で区別される構造を、個人所有地ながら間近で観察できます。小さなお子さんには、暗い石室を懐中電灯で照らしながら覗くような探検遊びが好奇心をくすぐり、普段の公園とは違う歴史的な冒険として記憶に残る体験を提供します。明治33年に発掘された耳飾り、刀片、須恵器、琥珀玉のかけらなどの副葬品は、東京国立博物館に収蔵されており、当時の豪族の墓として高い価値があります。説明板を参考に親子で当時の暮らしを想像したり、石室の積み方を触れてみたりと、視覚・触覚を活用した学びが可能です。島田市の静かな横岡地区に位置し、周囲の自然の中でゆったり散策できる点も魅力です。ただし、史跡のため授乳室やおむつ交換台、トイレなどの設備はありません。事前に水分やおやつを準備し、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめ。短時間で回れるコンパクトさが、未就学児連れの短いお出かけに適しています。古墳の神秘的な雰囲気を味わいつつ、家族の会話が弾むひとときを過ごせます。
おすすめポイント
1
横穴石室の内部構造を間近で
2
豪族の副葬品が国立博物館に
3
コンパクトで短時間探検可能
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