八幡神社（島田市横岡）

八幡神社（島田市横岡）は、静岡県島田市横岡に鎮座する歴史ある神社です。明応五年（1496年）に小豪族の鶴見因幡守栄寿が横岡城の鬼門除けとして建立され、鶴見氏滅亡後、横岡地区の氏神として崇敬を集めています。

毎年10月の例祭では、氏子により全国的に珍しい里神楽「四方の舞」が神前に奉納されます。この神楽は、男子の稚児が烏帽子、直垂、袴姿で鈴を持ち、一人で四方を踏みしめて舞う男子の舞と、女子2人1組の舞からなる伝統芸能です。無料で参拝でき、例祭の時期には神社の歴史文化に触れられます。

境内には拝殿や本殿、神輿があり、周辺の横岡地区を散策しながら立ち寄ることもできます。地域の氏神として知られています。