お宮の松

お宮の松は、尾崎紅葉の名作「金色夜叉」の舞台となった松の木と貫一・お宮の像が並ぶ熱海の海岸沿いの観光スポットです。国道135号下り車線沿いに位置し、熱海を訪れる家族連れが気軽に立ち寄って写真を撮ったり、周辺を散策したりできます。

このエリアはジャカランダ遊歩道として整備されてており、5月末から6月中旬にかけて南米原産のジャカランダが美しい紫色の花を咲かせます。小さなお子さんも一緒に花を眺め、海風を感じながらのんびり歩くのがおすすめです。像のそばには金色夜叉の碑や尾崎紅葉記念碑、尾崎紅葉記念碑もあり、文学の歴史に触れながら家族でゆったり過ごせます。現在の松は2代目で、初代の切り株は近くの文化会館に展示されています。

夜には毎日ライトアップされ、幻想的な姿を楽しめます。毎年1月には尾崎紅葉祭が開催され、地元の人々や観光客が集まる賑わいを見せます。熱海の他の名所や温泉と組み合わせた短時間のお出かけにぴったりです。