野地城址

野地城址は、1583年に徳川家康の命により本多信俊と上村庄右衛門が築いた平城の跡地で、約100年間この地を守りました。現在は野地神社に城跡の掲示板があり、少し離れた場所に石碑が立ち、堀や土塁の遺構も残っています。本丸跡は広場となっており、周囲をみかん畑や浜名湖畔の自然が囲む静かな場所です。

家族連れで訪れると、説明看板を読みながら歴史のエピソードを学び、広場でボール遊びをしたり草むらを軽く探検したりと自由な時間を過ごせます。湖畔沿いの道を散策すれば開放感があり、サイクリングロードも近くおすすめです。小さなお子さんには草むらでの遊びを提案し、長袖長ズボンや虫除け対策を忘れずに。遊具はありませんが、想像力を働かせてお城の姿を思い浮かべる体験が新鮮です。

車では途中までアクセス可能で、そこから短い徒歩で到着。周辺の畑や湖の景色を楽しみながらのんびりとしたピクニック気分を味わえます。静岡のローカル史跡として、地元感あふれるゆったりした一日を過ごせます。