天窓洞

天窓洞は、西伊豆・堂ヶ島の代表的な景勝地で、白い凝灰岩からできた海蝕洞窟です。内部は蜂の巣状の複雑なトンネルが広がり、全長約147m。遊覧船「洞くつめぐりコース」で南口から入り、中央の天井が抜けた「天窓」まで進むと、天井から光の帯が海面に差し込み、孔雀の羽のような美しい青やエメラルドグリーンの海が幻想的に輝きます。季節・時間・天候で色が変わるため、毎回違う表情を楽しめます。1935年に天然記念物に指定され、与謝野鉄幹・晶子夫妻が短歌を詠んだ名所です。

10歳未満のお子さん連れに特におすすめなのは、船上からのスリルある冒険体験。3歳以下無料で乗船可能ですが、船の揺れがあるので抱っこ紐推奨。船所要20分と短く、干潮時の三四郎島歩き渡りも見どころ。陸上からは堂ヶ島遊歩道を歩いて上から眺め、周辺の伊豆トリックアート迷宮館とセット券（大人2400円、小人1250円）で1日満喫。周辺にサンセットプラザ堂ヶ島あり、軽食やお土産も揃います。

アクセスは車が便利で、伊豆縦貫自動車道修善寺道路・大田原ICから約40分。公共交通機関は伊豆箱根鉄道修善寺駅からバスで堂ヶ島下車徒歩5分程度。駐車場はサンセットプラザ堂ヶ島にあり、無料（台数制限あり、繁忙期満車注意）。運航は天候次第で欠航多め、公式サイトで確認を。家族で自然の神秘に触れる非日常体験に最適です。（512文字）