施設紹介 About
世界遺産!幕末日本のモノづくりを体感
韮山反射炉は、江戸時代末期に大砲を鋳造するために作られた溶解炉で、実際に稼働した反射炉としては世界で唯一現存する貴重な世界遺産です。
高くそびえる煙突を持つその姿は迫力満点!幕末の武士たちが、外国の脅威に対抗するためにオランダの書物を頼りに試行錯誤して建設した、日本の近代化とモノづくりの原点ともいえる場所です。
隣接する「韮山反射炉ガイダンスセンター」では、大型スクリーン映像や展示を通して、反射炉の仕組みや当時の歴史的背景を分かりやすく学ぶことができます。無料のガイドさんに解説をお願いすれば、より深く理解できるでしょう。見学時間の目安は45分~1時間ほどです。
歴史に興味を持ち始める小学生の社会科見学や自由研究のテーマにもぴったり。親子で日本の技術力の礎に触れてみませんか?
隣接の「蔵屋鳴沢」では地ビールや食事が楽しめるほか、冬から春にかけて「つるし飾り雛展」も開催されます。また、少し足を延ばせば、反射炉建設を指揮した江川英龍の邸宅「江川邸」もあり、共通券でお得に見学できます。
※ペット同伴はカートやキャリーバッグ等に入れれば可能ですが、ガイダンスセンター内への入館はできません。
おすすめポイント
世界遺産!国内唯一現存の稼働反射炉
ガイダンスセンターで歴史を映像体験!
社会科見学に最適!モノづくりの原点
歴史
1853年のペリー来航を受け、江戸幕府の命により韮山代官・江川英龍(坦庵)が建設に着手。英龍の死後は息子の英敏が引き継ぎ、佐賀藩の技術協力も得て1857年に完成しました。ここで鋳造された大砲は江戸防衛(お台場)などに用いられました。1922年に国の史跡に指定され、2015年には「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界文化遺産に登録されました。
特別な体験
実際に稼働した産業遺産である反射炉を間近で見学できるのは、日本ではここだけです。無料のガイドによる解説を聞くことで、歴史的背景や当時の技術について深く学ぶことができます。
隠れた魅力
隣接する複合施設「蔵屋鳴沢」では、反射炉ビヤ醸造所があり地ビールを楽しめるほか、茶畑や食事処、お土産物店も充実。冬から春にかけて開催される「つるし飾り雛展」も隠れた見どころです。
基本情報 Information
営業時間 | 3月~9月 9:00~17:00 10月~2月 9:00~16:30 |
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定休日 | 毎月第3水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月31日~1月1日) |
料金 | 一般(高校生以上):500円 一般(高校生以上)団体(20名以上):450円 生徒・児童(小・中学生):50円 生徒・児童(小・中学生)団体(20名以上):50円 未就学児は無料。伊豆の国市民、障がいのある方は無料(障がいのある方1人につき、介添者1人まで無料)。江川邸との共通入場券あり。 |
住所 | 静岡県伊豆の国市中268 |
電話番号 | 055-949-3450 |
公式サイト | https://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/bunka_bunkazai/manabi/bunkazai/hansyaro/ |
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