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国指定文化財の史跡として残る神子元島灯台
神子元島灯台は、下田港から南へ約10kmの海上にある神子元島に位置する国指定文化財(史跡)です。慶応2年(1866)に英・仏・米・蘭と調印した改税約書により、観音崎・剣崎など8か所の灯台建設が義務づけられ、その一つとして英国人技師ブラントンの監督のもと明治2年2月に着工しました。下田エビス崎から切り出した石を用い、明治3年11月に完成したと記録され、現役では我が国最古の洋式灯台とされています。所在地は下田市神子元島1178ほかで、下田港から南へ約10kmの海上にあります。神子元島は灯台建設が義務づけられた地点の一つとして記録されています。文化財の種別は史跡で、指定日は昭和44年7月25日です。改税約書の背景には開国後の航路安全確保があり、下田港周辺の歴史を伝えるランドマークとして位置づけられています。
おすすめポイント
1
国指定文化財(史跡)に指定
2
明治2年着工・明治3年11月完成
3
下田港から南へ約10kmの海上に位置
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