丸子城址

静岡市駿河区丸子にある丸子城跡（丸子城址）は、駿河国守護・今川氏の家臣斎藤安元が応永年間（1394～1428年）に築いた室町時代後期の山城跡です。その後は今川氏の拠点・駿河府中西側の入口を守る城として使われ、武田氏が駿河に侵攻してからは田中城とともに駿河西部攻略の拠点としても利用されました。現在は曲輪・土塁・空堀・三日月堀・堀切・竪堀・枡形・馬出しなどの遺構が残っています。所在地は「駿河区丸子」。問い合わせはするが企画観光局（054-251-5880）。JR静岡駅からバス「中部国道線」約25分で「吐月峰駿府匠宿入口」下車、登山口まで徒歩10分。車なら東名静岡ICから約25分。足元の状況に合わせて無理のない範囲で散策し、訪問前に公式ページで最新情報を確認すると安心です。雨天後は特に注意しましょう。