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万葉集の歌碑が点在する渓谷沿い無料散策路
万葉の小径(伊東市)は、伊東市鎌田にある城山の南側から東側麓に広がる舗装された散策路です。万葉集に詠まれた植物をテーマにした6基の歌碑が点在し、葛、薮柑子、おみなえし、彼岸花、露草、すみれなどの短歌が刻まれています。沿道に自生する植物に親しみながら、渓谷の涼風を感じ、湧き水の音に耳を澄ますゆったりとした時間が流れます。
親子で歌碑の情景を想像しながら歩くと、子どもたちの想像力が刺激されます。柱状節理の地形が観察でき、大室山の噴火による溶岩流の痕跡を感じられるスポットもあります。また、稚児ヶ淵の悲しい伝説に触れ、源頼朝と八重姫の物語を学ぶ機会となり、自然と歴史が融合した学びの場です。伊豆半島ジオパークの案内板もあり、地質的な魅力も発見できます。
散策路は静かな林道で、民家やペンションが点在する人里離れた雰囲気です。木洩れ日の中を歩き、歌碑ごとに立ち止まって詩を読み上げる遊び方がおすすめ。階段のある稚児ヶ淵エリアでは足元に注意し、歩きやすい靴を準備してください。授乳室やおむつ交換台、トイレなどの設備はなく、事前の準備が必要です。ベビーカーは舗装路部分で利用可能ですが、階段区間は抱っこ対応を。
おすすめポイント
1
万葉集歌碑6基を巡る
2
渓谷美と湧き水の静かな散策
3
柱状節理と稚児ヶ淵伝説
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