飯津佐和乃神社

毎年9月御船神事で地域伝統に触れる歴史ある神社

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施設紹介 About

毎年9月御船神事で地域伝統に触れる歴史ある神社

飯津佐和乃神社は、静岡県牧之原市に鎮座する神社で、元亀2年(1571年)に現在地へ移った長い歴史を持ちます。

毎年9月中旬の例祭では、県指定無形民俗文化財の御船神事が行われます。江戸時代の菱垣廻船と樽廻船を精巧に模した約2mの御船が、船若と呼ばれる青年たちによって担がれます。舟唄に合わせて船首と船尾を交互に持ち上げ、激しく前後に振る様子は、大海原の荒波を表現した勇壮なものです。渡御行列の先頭を切って相良・波津地区を練り歩き、屋台も繰り出して近隣で賑わいます。家族連れにとっては地域の活気を感じる機会となり、小さなお子さんも行列の動きや舟唄に目を奪われ、伝統文化を身近に体感できます。

境内は旧街道沿いの住宅地に位置し、日常のお参りにも適した静かな佇まいです。近隣の小堤山公園は整備され、地元の方の憩いの場となっています。神社参拝後に子どもたちと散策を組み合わせれば、自然の中でゆったり過ごせます。歴史探訪と地域イベントを親子で楽しむのに適したスポットです。

おすすめポイント

1

御船神事の勇壮行列

2

元亀2年移転の歴史

3

小堤山公園併用散策

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