黒田家代官屋敷・資料館

黒田家代官屋敷・資料館は、江戸時代に旗本本多氏の代官を務めた黒田家の屋敷跡にあり、長屋門や母屋、濠が国指定重要文化財に指定された歴史的建造物を有します。資料館では黒田家所蔵の鎧兜、武具、陶磁器、調度品、修理工事の写真パネルなどを常設展示しており、武家文化や当時の生活を間近で感じられます。

敷地は広大で濠に囲まれ、城郭のような佇まいが特徴。親子で屋敷を散策しながら歴史を学べるスポットですが、展示室はこじんまりとしており、静かな観賞が中心です。小さなお子さんには鎧兜などの武具展示が興味を引くが、触れ合い要素はなく、走り回らないよう声かけをおすすめします。教育活動として事前予約でガイダンス（20分程度）も利用可能。

周辺には梅林があり、早春の梅祭り期間中は無休・早朝開館で散策が楽しめます。無料駐車場完備でアクセスしやすく、短時間で回れるため、掛川・菊川エリアの観光ついでに立ち寄りやすいです。