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石室が残る古墳時代後期の史跡!コンパクトに歴史を探訪
駒形古墳は島田市民病院東側の尾根に位置する古墳時代後期の史跡で、島田市指定文化財です。東西5.45m、南北9.10mの楕円形墳丘を持ち、石室内に板状の石を組み合わせた石棺が残っています。明治3年に発見され、耳飾りや太刀の鍔、小刀、須恵器などの出土品が『静岡懸史』に記されるなど、古代の生活や埋葬文化を垣間見ることができます。小さなお子さんには石室を小さな洞窟探検のように楽しむきっかけとなり、親子で古墳時代の物語を想像しながら散策できます。
石室の高さは最大2m程度ですが、尾根の斜面や茶畑、住宅地を横切るアプローチのため、転倒防止に歩きやすい靴を着用し、手をつないで進むのがおすすめです。周辺にトイレや飲食設備、駐車場がなく、ベビーカー利用は段差や狭い道で難しいため、抱っこ紐が便利です。周囲の住民や畑に配慮した静かな訪問を心がけ、短時間でサクッと回れる点が家族連れに適しています。史跡ならではの静寂の中で、子どもに歴史の大切さを自然に伝えられる貴重なスポットです。
おすすめポイント
1
石室と石棺が現存
2
出土品で歴史想像
3
島田市指定文化財の史跡
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