川津来宮神社

川津来宮神社は、河津平野の森の中に位置する古社で、木の神・火の神である杉桙別命を祀っています。本殿横に立つ国指定天然記念物の大楠は、樹齢約1000年以上、周囲約14m、樹高約24mの迫力ある姿で、小さなお子さんもその大きさに目を奪われ、自然の偉大さを実感できるでしょう。

境内は比較的静かでゆったりとした散策が可能。源頼朝の崇敬を受けた歴史ある社で、商売繁盛や学業成就、交通安全などのご利益があるとされています。また、毎年行われる鳥精進・酒精進という独特の風習が残り、氏子が酒・鳥・卵を絶つ行事は伊豆七不思議の一つとして知られています。このような言い伝えを親子で語り合いながら訪れると、子どちの想像力を刺激する機会になります。

河津桜の名所に近く、春の散策に最適。森の緑に囲まれた環境で、のんびりとした自然体験を楽しめます。ほぼ平坦な境内なので、小さなお子さん連れでも歩きやすく、家族でのんびり参拝がおすすめです。