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縄文集落跡と黒曜石で知られる歴史遺跡
段間遺跡は、静岡県賀茂郡河津町立東小学校校庭にある縄文時代早期末から中期後葉の集落跡です。大正14年に校舎建設時に発見され、多量の神津島産黒曜石が出土したことで注目を集めています。竪穴住居の一部が復元保存されており、敷石遺構も残されています。この黒曜石は当時の交易を示す重要な遺物で、19kgの大型塊も出土品として知られています。
学校施設内にあるため、無断立入は禁止です。東小学校内の資料室はコロナ禍以降公開中止となっており、竪穴住居も損傷が激しく立入禁止の場合があります。トイレ設備、飲食スペース、休憩施設はなく、ペット同伴も不可です。訪問の際は事前の許可確認をおすすめします。
河津町の自然豊かな環境に位置し、歴史好きの家族で縄文人の暮らしを想像しながら散策するのに適した場所です。小さなお子さん連れの場合は設備の少なさを考慮し、短時間の訪問を計画してください。出土品の保管場所である小学校の展示が利用可能であれば、黒曜石の加工跡など細部を観察できます。
おすすめポイント
1
黒曜石多量出土の遺跡
2
竪穴住居復元保存
3
縄文交易中継基地
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