大井神社

大井神社は、大井川の水害祈願として建立された神社で、水の神・弥都波能売神、土の神・波邇夜須毘売神、日の神・天照大神の三女神を祀っています。いずれも女神のため、安産祈願、初宮参り、七五三の健康祈願に適しており、特に初宮参りでの健康祈願書授与は日本初とされています。小さなお子さん連れの家族に親しまれ、社務所で絵馬やお守りを授与し、絵馬掛に願いを込めて祈願したり、納札所で使用済みのお札を丁寧に返納したりと、神聖な時間をゆったり過ごせます。

境内には本殿、拝殿、社務所が整い、拝殿で各種祈祷が行われます。本殿は通常透塀の外から眺められ、3年に1度の帯祭りで特別に近づけます。隣接する宮美殿ではお食い初めや三女神ランチなどの食事会が可能で、家族の記念イベントに活用できます。また、大井天満宮では神牛を撫でて健康や知恵を祈願、春日神社では鹿島踊りが奉納されるなど、複数の境内社を巡る散策も魅力です。年間を通じて歳旦祭、節分祭、夏祭り、例祭などの行事が行われ、家族で季節の神事を楽しめます。静かな境内は小さなお子さんも安心して歩け、歩きやすい靴をおすすめします。