施設紹介 About
保存良好な武田氏遺構が残る無料史跡、山里散策にぴったり
小長谷城跡は、戦国時代に小長谷氏の居城として築かれ、甲斐武田氏統治時代に大々的に修築された史跡で、現在は徳谷神社の境内となっています。本丸跡に建つ本殿は土塁に囲まれ、その裏手には空堀と馬出しが現存し、保存状態が良好です。本丸西側に二の丸・三の丸を配した縄張りが特徴で、史料には武田家臣の三浦右馬助員久が在城していた記録があります。
小さなお子さん連れの親子でも気軽に訪れやすく、土塁や堀跡を眺めながら歴史に触れ、子どもたちの想像力を刺激するスポットです。元和年間以降、神社境内として守られてきた遺構を間近で観察できます。周辺は大井川の山里で広がる自然を感じる散策路があり、家族でゆったりと歩きながら当時の城の様子を思い浮かべる楽しみ方がおすすめです。静かな環境で、親子で歴史学習を兼ねたお出かけに適しています。
訪れる際は歩きやすい靴を準備し、坂道や未舗装路に注意しながら探索してください。自然に囲まれた立地を生かし、城跡見学の後に周辺の里山を散策すると、一日中楽しめます。
おすすめポイント
1
空堀と馬出しの遺構良好
2
徳谷神社境内史跡散策
3
大井川山里の自然歩き
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