施設紹介 About
穏やかな自然に囲まれた文学館で作家の世界と茶室体験を
吉行淳之介文学館は、芥川賞作家・吉行淳之介の全著作約400冊をはじめ、受賞作『驟雨』の手書き原稿、愛用品、写真などを展示する文学館です。1999年5月に開館し、京都伝統建築技術協会理事長の中村昌生氏による設計の和風建物が、周囲の桜、けやき、梅に囲まれ、静かで落ち着いた空間を提供します。
併設の茶室「和心庵」は裏千家15代家元千宗室が命名した施設で、ねむの木学園の子どもたちがお点前を披露します。火・木・土・日・祝日の13:00~15:30(受付15:00まで)に利用でき、うす茶とお菓子を1人700円で味わえます。この体験は小さなお子さんが礼儀作法に触れる機会となり、家族でゆったりと日本の伝統を楽しめます。
文学館は歌手・俳優の宮城まり子氏の発案により建設され、ねむの木学園とのつながりが深く、近くにこども美術館や喫茶室「MARIKO」があります。共通券で複数の施設を回るのもおすすめです。バリアフリー設備として自動ドア、車いす対応スロープ、多目的トイレ、車いす貸出があり、安心して訪れられます。作家の人生や作品を通じてお子さんの想像力を育む、穏やかな学びの場です。
おすすめポイント
1
手書き原稿の貴重展示
2
子どもお点前の茶室体験
3
木々に囲まれた静かな空間
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