実相寺(浜松市)

歴史ある禅寺の枯山水庭園で静かな散策を楽しむ

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3.0
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施設紹介 About

歴史ある禅寺の枯山水庭園で静かな散策を楽しむ

実相寺(浜松市)は、1387年に開創された禅寺で、1678年に再建された本堂をはじめ、観音堂と庚申堂が浜松市指定有形文化財に指定されています。本堂は禅宗方丈形式を採用し、江戸時代前期の禅宗様建築の特徴を残す貴重な建造物です。

本堂東側に位置する実相寺庭園は、江戸時代前期の築山式枯山水庭園で静岡県指定名勝です。北側に三連山の築山を配し、中腹から枯滝石組が展開、低灌木の丸刈込芝生が彩りを添えます。東側には出島状の石組群があり、間を砂利敷きの枯池が繋ぐ構成が、奥行きを感じさせる静謐な空間を創出しています。鐘楼門などの古い伽藍群とともに、地域の歴史である金指近藤家とのつながりを今に伝え、心を落ち着かせる散策に適した場所です。

小さなお子さんをお連れの場合、ゆったりとした庭園を歩きながら歴史の話をしたり、自然観察を楽しんだりするのに向いています。坂道を登るアクセスを考慮し、歩きやすい靴をおすすめします。ミヤマツツジの開花時期には庭園がより華やぎます。

おすすめポイント

1

県指定名勝の枯山水庭園

2

市指定文化財の伽藍群

3

心静まる禅寺散策路

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