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伊豆最古の木造経堂で歴史の静寂に触れるスポット
指月殿は、桂川を挟んで修禅寺に対面する鹿山の麓に位置する小さな経堂です。鎌倉時代に修善寺で暗殺された源頼家の冥福を祈って母・北条政子が建立した伊豆最古の木造建築で、長い歴史を湛えた素朴な佇まいが訪れる人を引きつけます。
堂内中央には禅宗式の丈六釈迦如来坐像が安置され、本来持ち物を持たないはずの像が右手にハスの花を携える珍しい姿が特徴です。堂の左手に源頼家の墓があり、母子の悲劇的な物語を思い浮かべながら参拝できます。周辺は人影まばらで静かな空気に包まれ、歴史の深みをじっくり感じられるでしょう。
修善寺温泉街にほど近く、桂川沿いの散策や近隣の寺社巡りと組み合わせやすい立地です。小さなお子さんには歴史のお話を通じて、自然豊かな環境でゆったりとした時間を過ごすのに適した場所。坂道を登るアクセスを考慮し、歩きやすい靴を準備すると良いでしょう。境内は自由に入場可能で、ゆったりとしたペースで訪れられます。
おすすめポイント
1
伊豆最古木造建築の風格
2
ハスの花を持つ珍しい釈迦像
3
源頼家墓所と母子の物語
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