施設紹介 About
源頼朝の名馬をめぐる武将たちの機転が光る坂道史跡
自然豊か
無料入場
源太坂は、源頼朝の重臣である梶原源太景季と佐々木四郎高綱が名馬「生食」と「磨墨」を巡って争いかけた逸話が平家物語に記された史跡です。寿永3年(1184年)、木曽義仲追討に向かう源氏軍が富士川の洪水で足止めされた際、この坂で景季が高綱の馬を見て激昂しかけたところ、高綱の機転ある言葉「盗んできた」で危機を回避したというエピソードが坂の名前の由来です。
坂の途中の歩道に「源太坂」と刻まれた碑と富士市教育委員会の詳細な解説板が設置されており、短時間で当時の軍勢の様子や武将たちの人間味あふれるやり取りを学べます。小さなお子さん連れでも、親が物語風に語り継ぐことで歴史への興味を引きやすく、想像力を刺激する学びの場となります。住宅街のカーブ道に位置しますが、歩道が整備されているため落ち着いて観覧可能です。探訪目安は15分程度で気軽に立ち寄れます。
周辺は富士川合戦関連の史跡が点在し、本吉原駅方面から訪れる途中に和田義盛ゆかりの和田神社があります。こうした史跡巡りを組み合わせれば、源平時代の駿河の地をより深く感じられるでしょう。交通量の多い道ですが歩道を利用し、木々が碑を隠さない季節を選ぶとより快適です。
おすすめポイント
1
平家物語の名馬争いエピソード碑
2
歩道整備で安全に解説板観覧
3
15分短時間で歴史想像体験
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