大光寺（静岡県浜松市）

春埜山大光寺は、養老2年（718年）に僧行基が開山したと伝えられる古刹で、春埜杉という樹齢1300年、樹高43mの県指定天然記念物の巨大杉が境内を象徴します。神仏習合の独特な雰囲気の中で、山犬の像が守護するお犬様信仰のパワースポットとして知られ、自然に囲まれた深山幽谷の気配が訪れる人を魅了します。

小さなお子さん連れで訪れる場合、883mの山頂近くに位置し山道のため歩きやすい靴を準備を。トイレや飲食設備がないため事前準備が重要です。巨木を眺めながらのんびり散策し、歴史や自然を感じる家族の思い出作りに適した場所です。周辺は北遠霊場のひとつとして静かな環境が広がります。

保護のため大杉の真下までは近づけませんが、下から見上げる迫力は子供たちの好奇心を刺激します。秋葉山とともに地域の霊山として親しまれています。