伊豆の長八美術館

漆喰アートの殿堂!名工長八の世界

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3.0
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施設紹介 About

漆喰アートの殿堂!名工長八の世界

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駐車場あり
FREE
無料入場
売店あり
多目的トイレあり
キッズスペースあり

江戸時代末期から明治にかけて活躍した左官の名工、入江長八の作品を展示する「伊豆の長八美術館」。館内には、漆喰と顔料を使い、鏝(こて)だけで立体的に仕上げられた約50点の漆喰鏝絵(しっくいこてえ)が並び、その繊細かつ迫力ある表現は、大人も子供も引き込まれます。

この美術館の魅力は作品だけではありません。建物自体が「江戸と21世紀を融合させた」と評される芸術作品で、建築家・石山修武氏の設計によるポストモダン建築。伝統的な左官技術の粋を集めて建てられ、建築界の芥川賞といわれる「吉田五十八賞」も受賞しています。時間と共に白さを増すという外壁の土佐漆喰など、建物そのものも見どころの一つです。

10歳未満のお子さん連れには、春休み、GW、夏休み、冬休みといった長期休暇中に開催される「光る泥団子づくり」や「漆喰鏝絵体験」(別途有料)が特におすすめ。実際に土や漆喰に触れる体験は、創造力を刺激し、貴重な思い出になるでしょう。中学生以下は入館無料なので、気軽に芸術に触れる良い機会になります。

美術館の周辺には、長八ゆかりの浄感寺や、風情あるなまこ壁の街並みが残っており、松崎町の歴史散策も楽しめます。

おすすめポイント

1

圧巻の漆喰芸術!名工長八の技

2

建物自体が芸術作品!建築美も堪能

3

体験教室で漆喰アートに挑戦!(季節限定)

歴史

松崎町出身の入江長八(1815-1889)は、江戸末期から明治期に活躍した左官職人。絵画や彫刻の技術を左官に取り入れ、「漆喰鏝絵」という独自の芸術分野を確立しました。当美術館は、その長八の功績を讃え、作品を後世に伝えるため1984年に開館しました。

特別な体験

春休み・GW・夏休み・冬休みなど、季節ごとに「光る泥団子づくり」(700円)、「漆喰鏝絵体験」(1,000円)、「漆喰ストラップ制作体験」(500円)などの体験教室が開催されます。親子で日本の伝統技術に触れられる貴重な機会です。(料金は変更の可能性あり、要確認)

隠れた魅力

美術館の建物は、建築家・石山修武氏が設計し「吉田五十八賞」を受賞した名建築。特に中庭壁面の土佐漆喰は、40年の時を経て白く変化し、今もなおその風合いを変え続けています。また、美術館前には全国でも珍しい左官道具の「鏝塚」があり、左官文化の奥深さに触れられます。

基本情報 Information

営業時間
9:00~17:00
定休日
毎週木曜日 (祝日の場合はその直前の平日が休館。12/29~1/3、4/29~5/5、8/13~8/15は開館。その他臨時休館の場合あり)
料金

大人500円

団体(20名以上) 大人400円

障害者手帳をお持ちの方と付添1名半額

中学生以下無料

松崎町民無料 (要証明)

体験教室は別途有料(例:光る泥団子700円、漆喰鏝絵1,000円、ストラップ500円)。料金は変更される場合があるため、事前にご確認ください。
住所
静岡県賀茂郡松崎町松崎23
電話番号
0558-42-2540
公式サイト
http://www.izu-matsuzaki.com/cyouhachi/cyouhachi.html

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